2014年9月22日月曜日

海の見える遊園地。


週末休んで
また火曜も休み。

はさまれた月曜日。


秋の彼岸の入りで
墓参りに行ってきた。

海が青で
空が青で
おだやかな午後。

墓参りっていい。
気持ちが落ち着く。

その世界は
どうなってるか知らないけど
こちらの近況を報告したりする。
心の中で。

その向き合う時間がいい。

帰りは
近くにある遊園地へ。

8歳児は
身長制限によって
まだゴーカートに乗れず。
来年か
再来年だろうか。
それまで
この遊園地あるだろうか。

とりあえず
ゴーカート乗るなら
アクセルはベタ踏み
ブレーキは踏まない。
これを実践を持って教えてあげた。

たいしたスピードも出ず
潮風を浴びながら
キャーキャー叫んで走った。
あっという間に着いた。

父親たる手前
求められたので
バイキングにも一緒に乗った。

前後に揺れる船の乗り物。

この手の乗り物が大嫌いだ。
ブランコすら嫌なのだ。


かわいい我が子の頼み。
乗ったはいいけど
ほらやっぱりこわい。

それほど人のいない遊園地に
ギャーギャー叫ぶ声が響き渡る。
40歳のおっさんの叫ぶ声が。

係員のおじさんが
「止めるかい?!」と言ったほどだ。

もちろん
男だから
その提案には乗らなかったけどな。

8歳児は気に入ったようで
もう一回乗った。
今度はひとりで
乗りなさいと言っておいた。
それでこそ男だと。

びびって
中央の席に座ったものの
本当にひとりで乗った姿を
勇ましく思った。

少しずつ
たくさんの時間が流れている。

それを集めてみたら
なんだか楽しい。
そういうふうになってほしい。




観覧車の輪のシルエット
重なってまわる。
海が見える。
陽気を保ち
少し哀しげ。
この遊園地が
ずっとこのままで在りますように。


これ、走るんだぜ。

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