そして、月曜日。
突然のどしゃ降り。
アスファルトから
空に向かって
雨つぶの魚たちがいっせいに
跳ね上がっているかのよう。
日曜日は、海へ。
はしゃぎすぎてる
夏の子どもさー。
いや。
おっさんですよ。確実に。
しかも
3〜4日
ろくすぽ寝てない
どちらかというと
海に来ちゃだめなほうの
おっさんですよ。
はりきってね。
海だしさ。
ブルースブラザーズと同じ
サングラスをかけたものの。
完全に、タモリ。
ビフォアー
笑っていいともの。
いつから
こんなふうに
なってしまったのか。
ふつうに
月曜日がやってきて
心地良い疲労感と
取り戻せない
自己嫌悪に包まれるのです。
反省を込めて
今度は7歳児をプールに
連れてってあげよう。
ノンアルコールで
ふたり、おだやかに。
海は
天気予報が外れて
朝から快晴。
だけど
時々、どしゃ降りで。
それはそれで楽しい。
キャーキャー言いながら
みんな雨宿りにかけだして
みるみると
がらんとしていく浜辺を
ザーザー雨にあたりながら見てた。
みんな、水着なのに
雨を避けるのはなぜなんだろう。
外なんだし、海なんだぜ。
本気で思うんだけど
でもこんな言い分は
賛同を得られることは
まあ、ないんですよね。
でも
楽しかったよ。
今年はあと何回
海に行けるんだろう。
もう終わりを想像して
ジタバタしちゃうんだバカだから。
なのにだ。
帰りは、海水浴場から
国道に続く出口が封鎖されてて。
灰色の夕暮れに
回転灯の赤。
不吉でしかなかった。
ニュースで見た人も
いるかと思うけど
ひき逃げ事件があったんだ。
飲酒運転。
やるせない。
どうして
海で楽しく過ごした日に
車に轢かれなきゃならいのだ。
命を奪われなくちゃならないのだ。
ここに週末の海のこと書いたら
この出来事に触れてしまうから
もういっそのこと
書かないでおこうと思った。
触れないのもウソだと思った。
かといって、触れてしまっても
ありきたりのことしか
言えないのがわかってたので
それも歯がゆく、
いやでしょうがない。
なので
このへんにしておく。
ハンパに触れてしまって申し訳ない。
亡くなった方々と
その方々を愛していた人たちに。
これは僕の力不足です。すみません。
それもこれも含めて
僕の週末だったのだ。
あれあれいつの間にか晴れてるや。
暑くなりそうな気配だよ。
晴れてるや。
ハレルヤ。
生きよう。
ちゃんとできなくても。バカでも。
君のために。
突然 空が泣いた
君も僕も びしょぬれで
おたがいを 笑ったよ
夏のぬけがら
花井小金井ブレイクダウン
真島昌利
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