ラブレターが
公開されるなんて
たまったもんじゃないよね。
しかも、
書いた本人と
出された人は
この世にいないんだ。
川端康成の
恋文が発見されたんだって。
康成よ。
詰めが甘かったな。
しかし、そうまで
その娘が好きだったのか。
手紙の返事が来なくて
夜も眠れなかったのか。
ピュアか。
「既読」を何度も確認する女子か。
違うか。
しかし
康成の気持ちも
わからなくもない。
出せなかった恋文。
それ、せつないよね。
でも、
それだけじゃなかったでしょ?
そんで、
死んだあとに
世間にさらされるのやだなあ。
微妙に文章ヘタだったりね。
プライベートなやつだし
気持ち入っちゃってるから
構成が甘かったりするよね。
やだよやだ。
でも、もしかしたら
誰かに見てほしかったのかなあ。
気持ちわるいなあ。
本人にしかわからないことよね。
いろいろ言ってすまない、康成。
ぼくは、そんなもの残ってないし
公開されるほど名も残さないから
心配はないのだけれど。
なんか、ゾッとするなあ。
もし書くとしたら
見られてもいいやつを
わざと残しておくことにしようか。
ちょっと待て。
それ何のタメ?
とりあえず
生きているうちに
伝えたい気持ちは
言葉で言うことにしようか。
なるべくね。
あと、あれもいやね。
亡くなったミュージシャンの
未発表作品とか引っ張りだすケース。
それ、未発表にした
理由があったんだって。
そんなことより
突然の雨。大降り!
急だよねー。
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