2014年7月25日金曜日

まとまらないまま。


昨日の夜は
しみじみといいお酒。

去勢をはることなく
かけひきもなく
ふだんは話さないような
マジメな気持ちを交わしたり
記憶にものこらない
くだらない話で笑ったり。

そういうお酒を飲める人が
いるってありがたいと思った。

でも、それは
ぼくが選んできたことでもある。

そういうお酒を飲めない人は
ぼくの周りにいない。
そういう人とはお酒を飲まない。

酒だけじゃないぜ。


なまあったかい風に
くるまりながら
ネオンの夜空見上げて
おだやかな夜は明けて
また1日がはじまる。

そして
今日はなんだかいいスタート。
年に数回あるかないかの
実に、いい午前だった。

取材終わりの円山公園で
リスを見かけて
次の取材先の和菓子店で
職人のおじいさんと
ゆっくりと世間話。

まあ
ゆっくりとしていきなさいよ。
お茶でも飲んで休んで。

実に、おだやかな人。

仕事は遊びながらするものですよ。

そんなことも言ってたなあ。

その言葉を
どストレートに
都合良く解釈しちゃダメよ。

すんごく頑張った人なんだ。
比べることなく、誰よりも。

だから
おおらかで、たおやか。
愛がある。

話したらわかる。

見習いたいなあ。

鼻毛が
ぼうぼう出てたけど
ぜんぜん
気にならなかったもの。
それもふくめて
品さえ感じるという。

ぼくは、
子どものころから
早く、爺さんになりたかったんだ。

爺さんになるならないの前に
生きてるかどうかは
希望でしかないけれど。

できれば
爺さんになりたいよ。

だからか
最近は、死に方について
思考をめぐらせたりする。
締切から逆算するみたいに。
死に方について考えると
生き方にたどりつく。

そんな午前中の
小さな出来事が連なって
なんだか
大きなきっかけになったりする。

いい心持ちのまま
昼メシは蕎麦にしようと思った。
かもせいろを食べてるとき
生きててよかったなあと思った。

すごく
他愛もない瞬間。

こういうこと言うと
欲しがるだけの女が
好んで読むような本みたいだけど
それとは違うんだ。と思う。
うまく説明できないけど。

またひとつ
いろいろわかったような、
視界が広がる感じと似ている。
いろいろなものと
区切りがついたよな軽やかさ。

勘違いかもしれないけれど、
それはけっこう本当なんだ。



死んでもいいから
爺さんになりたいなあ。

まとまらないまま
たれながしてみた。




リスっす。


関係ないけど
クリトリックリスという
ミュージシャンがいる。

君がどうかはさておき
僕は好きだ。

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