2016年10月27日木曜日

認定。


「小太りですね」。

ドクターに言われた。

「いいと思うよ」。

つけ加えられた。

今日、
かるい健康診断を受けたのだけど
ドクターが、言ったんです。
ぼくの身長と体重を
ポンと電卓たたいてね
ドクターが、言ったんです。

あいまいな
ボーダーラインを
さくっとくっきり。
次の方どうぞ
みたいなトーンで。

小太り認定。

ありがたく
受けとめたい。

ドクターに告げられたのだから
もう、胸はって
小太りのタスキを心にかけて
日々、
禿げていきたいと思う。

ちびで
小太りで
禿げ。

でも、巨根。

そう在りたいと、私は思う。

最後のは
手術とか必要だとしてもだ。

そんなこんな。
君に似た人を見かけたよ。




2016年10月12日水曜日

小外し。


寒いよ
めっきり。

季節に
まだついてけてないけど
なにするわけでもなく
うだうだと過ごしているのです。

本当は
なにひとつしたくないくらい
うだうだとしていたい。

できることなら
布団から出たくない。

でも
出るんです。

かといって
そこを
褒めてくれる人は
当然いない。

カレーめし?
あのインスタントのやつ
食べてみたいけど
手を出せないでいる。

それは
つまり
失敗をおそれているのです。

あれに関しては
大外れってことはないだろう。
だけどもだけども、
思ってたより……
みたいなことにはなりそう。

それなら
できれば
大外しのほうがいい。

買えない値段でもないし
お試しに飛びついてもいいはず。

小外しを、ためらう。阿呆は私。

そうして
また後回しにしているのです。


ちゃお!