2014年3月31日月曜日

それだけ。


始まったら、終わる。
そう。
知ってたはずなんだけどね。

さよならなんだ。

実感は
あとからくるんだ。

受け入れないとなあ。

予定は空けていたんだけど、
オファーは来なかったです。
そりゃあそうか。

なので、明日から
普通に過ごすことにします。
そう努めたいと思います。

3月も終わります。
ちょっと
しばらく
メソメソしていたいと思います。

始まったら、終わる。
それだけ。

2014年3月28日金曜日

なんだろう。


おだやかですか?

ぼくはといえば
なにも考えず
予想もせず
うろたえず
しばし、ぼんやりとしています。

そうするようにしています。

ゴールデンな
金曜日がやってきました。

ダウンタウンへ繰りだそう。
って歌いながら
まだらに雪の残る道を歩いて
いつもの店へ行こうと思います。

空に星がきれいだったら
ちょっと耐えられないので
まっすぐ前を見て
背筋を伸ばして歩こうと思います。

君のことばかり考えないように
早歩きで行こうと思います。

おだやかです。

そして
阿呆だから
今日も飲むのだ。

2014年3月27日木曜日

のんき。


もう週末すぐで月末。
最近の夜は
霧がかっててソワソワする。

なんだか
お酒ばかり飲んでる。

お酒の時間は楽しい。

ビールを飲み続けられなくなって
日本酒けっこう飲んじゃう。

請求書をまとめなくちゃ。

ガットギターの
やわらかな音が
あたたかな昼間に似合う。

ポロンポロンやって
哀しくて
女々しい歌をくちずさむのさ。

それでなんだか
春っぽいなあって
しみじみと
ひとりで思ってる。

のんきなもんですよ。

でも
まだ春ではないのだ。
もうすぐだけどな。

春が来たら
君にも教えてあげよう。

2014年3月25日火曜日

見送りベテラン。


春はお別れの季節です。
みんな旅立ってゆくんです。
写真は本文と関係ないんです。

ってさあ、
みんな旅立っちゃうんだよなあ。

見送るほうは
旅立つ人のことを
誇らしく思うし
勇ましく思うんだ。

だから
足を引っ張るような
野暮なことしたくないし
照れ笑いなんかしちゃうんだ。
間抜けにも
がんばってねなんて
言っちゃうんだ。
がんばってるってのにね。

にぎやかにね
いつも通りにしたくてね
ふざけすぎちゃうんだよね。

かっこつけたいんだけどね。

どうも
うまくないね。
いつまでたってもこればかりは。

もうね
見送るベテランだよ。あたしゃ。
そうさね、
見送ってばっかり。

器の小ささ出てばかり。
いつだって
うまくできた気がしない。

ぜんぜんさみしくないって
装うので精いっぱいだよ。

これで駅とか空港だったら
帰り道で、さみし死にするよ。今なら。
もれなくだ。どんとこい。

いやいや
めそめそ歩いて
次の朝には
ちゃんとお腹も減るんだけどね。

おめでとう。
なんだよね。
それは本当に。
こっちらへんのことなんか
そっこー忘れて、
新しい環境に集中するのがいいんだ。


でもよー。本当にさ
みんな、どっか行っちゃうんだよなあ。

ぼくはといえば
ずっとこのあたりで
うろうろして
へらへらしてるんだ。

昨日なんか
街頭インタビューされそうになって
「増税」についてだって。
増税前で購入したもの
購入を予定しているものありますかって。

まったくなくてね。
ごめんなさいって言ったよね。

トレンチコートなんか着てたから
紛らわしかったんだね。
本当に申し訳ない。
仕事だったし、一応ね
小ぎれいな格好しているだけなんです。
本当は、そこらへんの
ドブネズミなんでございますよ。

そんで
今日なんか
すごくポカポカしてて
帰り道には雨に打たれて
感傷的になるよね。そりゃさっそく。
なんだかなあ。
しけてんなあ。


こんなときは、あれだ。
ソープ行ったらいいんだ。ソープ。
増税前だし。

行かないよ!あたしゃ!
すみません。
男らしさを勘違いしました。

君に弱音を吐きたいだけなんだ。

今日は、これから
ビーチボーイズを観に行くのだ。






2014年3月24日月曜日

三連休は過ぎ去りし。


三連休は
土日でニセコ。

不規則な自然の線を
目にするのは
やっぱりいもんです。

温泉で癒やされたいって思ってたけど
温泉って、意外と疲れるんだね。
それは、僕にとって
けっこうな発見だった。

湯につかるってことが
非日常だからなのか
移動の行程も含めてなのか
それはわからないのだけど、
スッキリしたあとに
やんわりと疲労感が残る。
なんでだろね。

あと、旅行腹。
これがハンパない。

旅行に出るとたくさん食べられる。
これを、旅行腹【りょこう - ばら】と
名づけているのだけど、
これがまた
恥ずかしいくらい食べられる。

ふだんは
カツカレーを頼んで
カツとカレーを
少しずつ残したりする
ていたらくなんだけども。

旅行となると
がぜん食べ続けていられる。
アスリートのよう。

アスリートは
そんなバカな食べ方はしないけど。

おいしいって、最強。

朝めしなんか
率先しておかわりする。

いい歳をして
おかわりの数を
自慢するつもりはないよ。

最初はご飯を控えつつ
おかずを堪能しながらも
納豆分の最後の1膳すら念頭に入れて
デザートも食べる。

移動中の名物や
スイーツもちゃんと食べる。
なんなら、
車中でポテトチップスも食べる。

脳にそういう指令が
届いているのだと思う。

そういう指令と言っているのが
我ながら恥ずかしいけども、
そうなんだからしょうがない。

脳は、いかようにも
だまされるものなのだ。

旅の楽しみは
おいしいものを食べることだもの。
胃のスペアを持参したいくらい。
あればだけどね。

そんで
3キロかるく体重増えるというね。

今日は
ちっともおなか減らない。
豆腐とかでいい。

そして
帰り道は、さみしい。
それが
決まり事のように。

おいしいもの食べると
元気が出るとはいうけれど
食べながらも、さみしい。
食べ終えるのも、さみしい。
そういうこともある。

それをごまかすパワー。
考えないようにしようと
いつの間にか考えている矛盾。

大人になりたい今日この頃。
なんなんすか!

とはいえ、
夜は明けて
小忙しい日常がやってきていますよと。

もう
自我を持てあました
OLみたいにさ
食べものの写真を
いっぱいアップしちゃうもんね。

言ってしまえば
旅をふりかえるなんてことが
そもそも野暮なんでして。

いいと思います。


















冬の名残はまだまだあって
春の希望がキラキラまじる。
とうてい
望むような希望は
過去にあるのだろう。

馬鹿っツラして
うすらあたたかな風を浴びてる。

2014年3月20日木曜日

たしかこんな日だった。


気長に待っている。
春の印しに一喜一憂する。

今朝は
すごく早く目が覚めて
じっくりと動けずにいた。
2時間くらいそうしていただろうか。
お酒に弱くなったというより
お酒の量が増えている気がする。


君に話したことあっただろうか。


すごく昔に
こんな天気の日に
突然、海に行ったことを思いだした。

冬の浜辺には
雪が積もっているのだろうか。

喫茶店で生まれたそんな疑問を
はりきって確かめに行った。

わんぱくである。

だけども、
やっぱり、
海は寒くて
演歌みたいな日本海だし
オーシャングレーだし
すぐにすることがなくなった。

着くやいなや
待ち望んでいたその答えは
目に飛び込んできたのだった。
それはそれは、あっけなく。
そばにいくまでもなく。

波の往来する箇所には雪がなく
そうじゃないところには
雪が積もっていた。

考えればわかることだった。

なんなら行きの汽車で
うっすらと想像していたかもしれない。

うす灰色の景色のなか
雲の隙間から光が差し込んで
赤い手袋が
まぶしいくらいに映えていた。

それは考えてもいなかった。

バカなほどに
薄着だったぼくは
当然のように、
それはそれは、あっけなく
体の芯から冷えきってしまった。

目が覚めると
なぜか全裸で
布団を放り出していた
今朝の自分と同じくらい。
それで
こんなこと
思い出したのだろう。
あと
えらく
おっさんになったんだろう。

あのとき
あんなにどうでもいいことに
喜んで付き合ってくれた人は
今ごろ何をしているのだろう。


たしか東京に行ったんだっけか。
アメリカに行ったんだっけか。
道東あたりに帰ったんだっけか。


きっと幸せになっていると思う。

そう願いたい。

図々しいかもしれないけど。

その海の続きを
さかのぼったんだけど
帰りの記憶が
まったくもって
ぼんやりしている。

ナイロンみたいに
海に揺られて
波音にかき消されて
そっと誰にも気づかれず
溶けていったようだ。

いつの間にか
存在してたことも
忘れられるくらいが理想だなあ。

図々しいかもしれないけど。

そんなことを
ぐずぐずと考えているけれど
私は、すこぶる元気です。


うんこ。

かしこ。みたいに言うよね。



2014年3月18日火曜日

晴れてない。


ギターの弦を
張り替えた。
思い立ったのだ。

3本のギターの
弦を張り替えたのだ。

思えば
今までどのくらい
弦を張り替えただろう。

カレーライスを食べた回数と
同じくらいだろうか。知らんけど。

外は雨が降っているんだろうか。

こんなにも
ギターの弦を張り替えて
気持ちいいのはいいんだけど
なんだか気が晴れない。

雨のせいだろうか。

そんなやわじゃねー。
と、思うけどね。

別れの季節だからか。

わかんないや。
うん。わかんない。

今日は
おとなしくしていよう。
お酒飲まないで
本でも読もう。

ベイビー。
そんな日もあるぜ。

2014年3月17日月曜日

青空と風船。


やっとちょっと
落ち着いたよ。
どうしてるかな。

この写真
わかるだろうか。

いい天気だなあって
空を見上げたら
白い風船が
舞い上がってたんだ。

誰かが手放したのか
空から降ってきたのか
わからないんだけどね。
U.F.Oではないのは確か。

それはそれは
ゆっくりと
空の中に
消え入っていったんだよ。

きっと
その近くの空の下で
風船を手放したドジな子が
同じ空を見ていただろう。

ちゃんと持ってなさいよって
お母さんに叱られながらも
風船が思った以上に
みるみる遠くに行ってしまう驚きと
どうすることもできない
自分の無力さを感じてるかもしれない。
でもちょっと
キレイだなあって思ってしまって
それをお母さんに気づかれて
また叱られてるかもしれない。

ぼくも子どものころ
よくやったよ、それ。

なんでかね。
たまたま見上げたら
風船なんか飛んでるのかね。

かなしくなるよね。

こんなに
晴れてるのに。

半笑いのままでね
連れ戻されるように
胸のどっか奥のほうの
小さい扉が開くような。

やめてほしいよね。
突然、不用心だよ。

これが
赤い風船だったら
泣いてたかもしれないぜ。

その理由は
うまく言えないんだけどね。
でもそう思うんだ。

めんどくさい生き物だよ。

2014年3月15日土曜日

まさかの。


函館は優しかったなあ。
冬の終わりの春の前。
ダイヤモンドダストを見た。
写真を撮るの忘れちゃった。
あんまりキレイでね。
君に見せたかったなあ。

新しい季節が
間もなくやってくる。
確実にやってくるんだ。

だけども
ぼくにはちっとも新しさがない。
新しさを欲しているのかも
実のところわからない。
もしかしたら
ハートがくすんでいるのかもしれない。
ちゃんと磨かなきゃなあ。

昨日は
チョコのお返しの日だった。
つまりは、
全世界をだな、
巡らなければいけないのだ。
毎年の恒例。
マジ、大忙し。マジ。


電車通りからチェコまで
頼もしいガチョウに運んでもらい
プエルトリコのフェリー乗り場から
マサチューセッツに寄って
アンドロメダ星雲を馬車に揺られて
ギャングに追いかけられているぼくを
トスカーナの丘のふもとにある教会に
かくまってくれた娘さんに
お礼のべこ餅をあげたので
用意していたプレゼントが
ひとつ足りなくなってしまい
帰り道のスカンジナビア山脈から
フィヨルドを見下ろし
モナリザがつくってくれた
カニシュウマイを食べた後、
全世界の
朝一番に咲いた花を摘んだ。

それを真木よう子に
あげようと思ったんだ。

そしたら
銀色の年老いたキツネが出てきて
「それは私の子どもの薬になる花
 だから置いてゆくのだ、人間よ」
と戒められたついでに
ここでは書かないけど
ぼくに関する2〜3の
強烈なダメ出しをされたので、
即、言う通りにした。

写メを撮れば良かったと
くよくよしながら
酒瓶でつくった
ソリで下山していたら

真木よう子が納得してくれる
説明をどうしたらいいか
集中して考えていたので
地球の割れ目に落ちてしまい、
夜空の絨毯の裏側に当たって
ピンボールみたいに
はじけ飛んだ。

というところで目が覚めて
いつもの事務所の
イスの背もたれに
だらしなく寄りかかり
うっすらと
寝汗すらかいていた。

つまりは、
一歩も外に出てやしない
一日だったのだ。

のどが渇いていたけど
コンビニで買った
クランキーチョコを食べた。

締切が迫っていた。



賢明な読者諸君なら
もうおわかりだろう。

私はさりげなく
夢オチをやてみたくなったのだ。
まさかの
夢オチを。
誰も得しない
夢オチを。
壮大に広げっぱなして
卑怯に尻すぼみする
あの
夢オチを!

まさかだ。
こんなに平熱で
やり遂げるなんて。

批判も賞賛も受けない。
私は、
やりたいことをやるのだ!

新しい季節を迎えるにあたり
どんどんと
顔色変えずに
ちっとも新しくない
夢オチをやっていこうと
こここに宣言したい。

なにが事実で
なにが虚構なのか。
そんな分別に
ケリをつけたのだ。


─ Dream Drop Stories 全集 
 作者あとがきより・抜粋 ─


徹夜した挙げ句に
こんな暇つぶしして
ストレスなのでしょうか。

実に、嘆かわしい。

君が笑ってくれれば
だいたい浮かばれるはずさ。
苦笑いでもいいんだ。







2014年3月11日火曜日

ひとり言ラジオ。



ホームラン ホームラン 

カツカレー


ホームラン ホームラン 

カツカレー


もう二度と 誰ひとり 

死んでほしくない


夏休み かき氷

スーパーカー

アルバイト レスポール

海辺の蝉

空が青い 理由なんて 知りたくはない


全力で 楽観的

全部 シカトで 鳴らす 歌う

ロックンロール

ロックンロールに なりたい


オーケー。
今、聞いてもらったのは
ひよこまめの
「ホームラン」という曲です。

日常は
あれからも
これからも
しぶとく流れていきます。

目の前のことを
しっかりやり遂げ
目の前の笑顔を信じていたいと思います。

不謹慎や
でたらめや
気まぐれや
絶望もかっくらって
ヘラヘラし続けようと思います。

しょせん、
うんこなんだから。
そんな気持ちを忘れずに。

それでも
日々、可愛い。

うんこ
うんこ
うんこ
うんこ

ちんこ
ま……。

まだまだ
世界に愛嬌が
足りていないじゃないか。

大きな顔した
正義を疑おう。

ぼくは君を信じる。


おなかが減ったから
今日はこのへんで。


オッケー!
また会いましょう。

お別れの曲は
「この素晴らしき世界」。
お聞きください。
どうぞ。






2014年3月10日月曜日

ミルクを入れるやつよ。



君は昨日からの雪
いつから見たことだろうか。
知らなくていいことだけど
そんなことも気になります。

聞いてくれる?

ここ最近なんだけどね。
喫茶店のトーストセットが
流行っていまして。
それはもう
自分だけですけどね。

一応、言っておくけど
カフェじゃないですから。
喫茶店ですからね。

そこそこで
付け合わせが違うんですよ。
今日みたいに、
バナナが添えてあったり。
サラダはたいてい
ついてくるんだけども
小さい器のなかに
手を抜かずにサラダしてるとこは
信頼できると思うんです。

もちろん、
ジャムは塗りますよ。

ジャム付けます?
って聞かれるところもあるわけで、
そこは、女性の店主なんですけど
かなりハスキーな声なんです。
トータル的にざっくり伝えると
倍賞美津子っぽい。
声はハスキー3割増しくらいでしょうか。

そこの方はですね。
アクビをしたり
ため息つかれたりなさるんです。
けっこう大きいんですよ、それが。
お客は、僕くらいしかいないもので
確実に耳に入るんです。
アクビも気持ちハスキーなんですよね。

注意をひこうとしているのか?
何か誘われてるのか?
とも思いますけどね。
そんなわけないに決まってるのです。

冗談ですよ。

もしそうだとしたら、
店主、かなりの強者でしょうよ。
ジャムに睡眠薬を入れてるでしょう。
とっくに。

急に眠くなったことはないですよ。
まあまあ
おもしろ可笑しく
話を広げてみただけなんですけどね。

バカもの。

そんなことを言いたいんじゃない!
ぼくは!
こんなこと言うために
生まれてきたわけなんかじゃない!



コーヒーのミルクですよ。
あの入れ物です。
たれますよね、確実に。

ふだんはブラックで飲みたいほう。
ミルクを入れるなら
カフェオーレを頼むわけです。

でも、トーストセットには
ブレンドコーヒーがついてきます。
すると、あのミルクの入れ物がきます。

使わないのもわるいかと思って
お付き合い程度に注ぐんです。
その瞬間すでに
注ぎ終わったら
たれないでくれ!と願うんです。
傾斜を元に戻そうとするや

いなや!

さーらさらさらーと
液だれしてますよ、すでに。
流星みたいな速度でね。

たいていそうです。

その後はカップにこそぎつけてみたり
紙ナプキンを敷いたりするんです。

負けた気分ですよ。それは。
勝つ必要もないですけど、
やんわり情けないものです。

だから考えたんです。
そして実行したんです。

たれてもいいんだ!
たれるがいいのだ!
あるがままに!

もう、腹をくくったんです。

この構造を進化させない人がわるい。
ミルク入れるやつってさ
昔からこうだし
このままでいいでしょって
改善に対する意識が皆無なんです。
思考が止まってるわけです。
停滞の先は下降です。
それゃ、ミルクたれるわ!ですよ。

だから、もういいと。
お前がそうなら
たらしてやるからと。

いきましたよ。
おもいっきりね。
男らしかった。それはきっと。

そしたらば。

たれなかったんですよね。


あ。
それだけです。

















2014年3月9日日曜日

日曜日の半煮え考え。


日曜日。
一歩も外に出ず。
雪の様子、今もなお知らず。

仮眠の加減って難しい。
(仮)じゃないくらい寝てしまう。
一度、眠を許すと
カラダは阿保だから
もっと眠を欲してしまう。

うまくいかないものだ。

忙しくて心に余裕がないと
相手のいたらないところに
目がいってしまいがち。
でもそういうときに限って
いたらないこと多く見せられがち。
だけども
自分のこと棚に上げてたりする。

うまくいかないものだ。

あんまり
そう考え込んでしまうと
何のために忙しいのか
わからなくなるので
そもそもの動機を
忘れないようにするつもり。



心が汚れてる人ほど、涙もろい。



このまえどこかで聞いて
すっと染みいるように納得した。

涙=心がキレイ
この図式の過信は
どうかと思っていた。

いまだに
バイきんぐの優勝シーンを
目にしただけで号泣になる。

よく晴れた冬の道
信号を待ってるとき
ひそかに春の準備をしている
枝ぶりを見て
じんわりと涙してる。最近は。

かといって
自分は心がキレイだとは
微塵も思っていない。つもり。

自分が持っていないもの
失ったもの、
守りたかったもの
成し遂げられなかったもの
うしろめたいこと
詫びていること
情けなかったこと
それらの残骸が募って
涙もろくなるのかもしれないね。

心が汚れてる人ほど、涙もろい。

そう思うと
涙に対する
居心地のわるさから
楽になれる。気がした。

それすら
自己満足でもあるんだけどね。

そんで、楽になった挙げ句
心が汚れまくっているのだと
心のすみで胸を張っていたい。

申し訳ない。
それくらいの立ち位置で
世間や社会や地球や地域と
仲良くやっていくのが
ちょうどいいのかもしれない。僕はね。

それでも
君に癒されたいと
図々しくも思っちゃう
生き物なんだな。困ったもんだね。

うむ。
涙もろいの件については
もうちょっと考えてみよう。
今日は、半煮えくらい。
まだ掘り下げが甘いんだよね。









2014年3月6日木曜日

ほしいものひとつ。


いい。
実にいいよね。
ニホンアマガエル。

ベスト・オブ・カエルだよ。

昨日、街でね
ガチャガチャしたんだ。

カエルが好きなのかもしれない。
どっちかというと
リアルカエルがいい。

ファンシーな
カエルキャラは苦手。
「鳥獣戯画」とか
「ふたりはともだち」の絵本みたいな
カエルらしいカエルが理想。

最近、カエルっぽいって
言われる気がする。関係ないけど。

そんでね、
カエルのガチャガチャだと
気づいた瞬間、
もう小銭を出してたというね。

ラインナップも確認しないで
アマガエルほしいって回したら、出た!

出た!出たよ!
やったよ!
うしろー!
ってアリーナ席の人にまで
マイクで叫びたい気持ちを抑えて
小さくガッツポーズした。

願いが叶った瞬間。

宇宙!

君のところまで
駆けつけて
報告しつつ自慢したい衝動。

だけど
大人だから
がぜんガマンしたよ。

もちろん
もう40だから
その場では組立ないで
カプセルから素早く出して
トレンチコートのポケットにしまったよ。

なにもなかったよう努めて
外に出たら
細い雪が降ってたけど
胸張って歩いた。
ポケットに手を入れるたび
アマガエルがいる!って
実感を味わいながら、歩いた。

でもクタクタだったから
途中でタクシーに乗ったよ。
運転手さんにも
教えてあげようと思ったけど
運転手さんは
雪の心配ばかりしてるから
アマガエルを当てて
興奮しているのは、
さすがにちょっと申し訳なくて
ぼくも心配してるふうに合わせた。

でももう
同じガチャガチャは
しないんだろうな。

コンプリートすることに
興味がないんだ、たぶん。
外れたとか
またチャレンジとかすると
違うドキドキがあるのかもね。

でもいいんだ。

ほしいものひとつ。
あとは
なんだっていいんだ。

だから、
デスクそばの棚には
そんな単体のものが
バラバラに置いてある。

それはそれでいいんじゃないかな。
どうかな?






2014年3月5日水曜日

朝から今さら。


徹夜明けに
この仕打ち。

うお座
我が強すぎてきまずくなりそう。

あぁ、そうですね。
気をつけようとも。

もう開きなおって
朝からしょーもないこと言おう。

気まずくなればいいんだ。


考えたんだよ。

抱かれたい男ランキングについて。
徹夜しながらさ。

バカTVやクソ雑誌が
やたらやってたあれね。

本家の雑誌は
もうやってないらしい。

だから
僕が考えようと思ったんだ。
2014年の最新ランキングを。
ごく一般的な
女性の思考に立ってだ。

そこで再確認する必要があった。
「抱かれたい」って、
「抱っこ」じゃないやつだよなと。

意味をふと意識すると、
よくもまあ
はしたないこと聞くなと。
答える女性もどうかと思ったよね。

ライトな感じで
ごまかしてさ。
ノリみたいな?
あぁ、いやだね。

答えるなら
「どうされたいか」も
ちゃんと言うべきだ。
順を追ってだ。
知りたい知りたくないはさておき。

だいたい、もとからして
生々しい行為じゃないか。

行為。
この字面すら生々しい。

どうせ言うのでしょう。
ひくー。とか。

ふざけているよ。まったく。
ぼくはとっくに
このニッポンにひいてるって。

百歩譲ってだ。
その追加質問はなしとして、
「抱かれたい」なんて
ごまかした言い方じゃなく、
「挿れられたい」に変えるといい。
それがお似合いだろう。

どうかしているよ。

そう。こんなこと
言ってる自分がね。

そうこうして、
抱かれたい男ランキングの
最新版を考えようとしたら
今さらなんだけど
企画の匂いに
腹が立ってしまった。
なので、
今、ここで止まっているわけです。

しかし
己を甘やかしてはいけない。

苦行として
今後ゆっくりと
このランキングを
総体的かつ個人的に
考えていこうと思う。
10位から1位まで。

発表はしない。

毎年
ノートに書いていくからな。

そうしよう。

あぁ。
いよいよ
自分が気まずくなってきたよ。

これから会う人たちに
おはようございます!って
元気よく言わなきゃならないんだ。

こうしている今も
君は頑張っているというのに。



もう、いかなくちゃだ。

タクシー乗ろうかな。






2014年3月4日火曜日

ランチタイムさまよう。


最近の道
あちこちこんな。

昼過ぎに
焼きそば弁当が食べたくなった。
それは何かが舞い降りるように。
おなか減ってなかったのに
急に食べたくなって
そしたらおなかも減って
あぶなく今日も
事務所から一歩も出なそうだし
これはもうコンビニへ行くぞと。

寝ぐせついてたけど
へんなズボン履いてたけど
思い立ったが吉日を実行したんだ。

コンビニに続く道を
歩いていると
そんなときに限って
知ってる人に会う。
寝ぐせついて
変なズボン履いてるのに。

なるべく細かく動いたり
ジャンプしたりして
ばれないように努めたんだ。
あと、
声はいつもより大きくした。
弱ってると思われないように。

コンビニに着いたら
その向かいに
新しく中華屋ができている。
ランチもやっている。

ほほう。

気がつくと店のカウンター。
日替わりランチの
麻婆豆腐定食を注文していたんだ。

ブレまくっている。
それは知っている。

そしたら
ラストオーダーの
ギリギリだったからか
麻婆豆腐定食が品切れだと言う。

いちど、オーダーを受けたのにだ。

すっかり、
麻婆のおなかになっていたけれど
そこはすんなりと
違うものを頼むことにした。

サンプルで置いてあった
実物の麻婆定食が
片付けられるのを横目にしながら。

昼のメニューを見る。

日替わり定食
うん。これはないんだよね。

五目あんかけ焼きそば
五目あんかけ飯
五目あんかけラーメン

以上。

どんだけ!
あんかけ!

選択肢は3つだけど
ジャンルは大きくひとつ。

反射的に
あんかけ焼きそばにしたよ。
もう
考えないようにしたんだ。

思えば
焼きそば弁当を買いに出た道すがら
ランチタイムの終わり間際に
ふらっと入ったのは自分。

目の前のサンプルに惑わされ
辛めの豆腐とライスが食べたくなり
いったん受理され却下され
あんあんあんのなかから
あんかけ焼きそばに
たどり着いたわけだ。

じゅうぶんじゃないか。

おいしかったし。

店を出て
コンビニに寄って
焼きそば弁当を買って帰った。

むりやりだけど
軌道修正したつもり。
初志貫徹。
これが40歳だと胸を張って。

もちろん満腹だし
すぐに食べるわけでもない。

だけど、
焼きそば弁当を
買って帰ったんだ。

今、隣の赤いテーブルの上に
そいつが袋に入ったまま置いてある。

ちっとも食べたくない。

イライラして
お菓子なんか食ってるよ。
江戸揚げ。

あ〜あ。
たかが、お昼の行動だけれど
多かれ少なかれ
こんなことばっかしてる気がする。
君がいない
ひとりでいるときは
たいていポンコツなんだ。

かっこつけるとすればだね、
毎日が冒険なんだよ。
あれ?
思ったよりかっこついてないや。

まあいい。

誰にも理解されなくてもいい。
せめて自分だけは
肯定してあげたい。

抱きしめてほしい。




2014年3月3日月曜日

冬ベテラン。


晴れたり降ったり。
くるくる変わっては
季節がスライドしていくよ。

朝さ
テレビで
今週からまた寒くなりますって
それは残念。
せっかくあたたかったのにって
やりとりを聞いたんだけどさ

そんなことは
知ってるんだ。ぼくは。

本気で心から
言っているのかと問いたい。
これには
これを言っておけば、まあいい。
そんな上ずみすくっただけの会話
耳に入れたくないんだ。

何年、
北海道の冬を経験してるんだって。
ぼくなんか、40年だよ。
冬に関してベテランだよ。すでに。

先週みたいに、ポカポカしたまま
すんなり春が来たことあったかい?
今までにさ。どう思う?

希望的になっては
しょんぼりしたり
ブルッとしたりして
またそわそわしたり
太陽ひとつで
どんな気分にでも
なれたじゃないか。

まるで、君だよ。


そんなにね
冬がイヤなら
南の島で暮らせばいいのさ。
大げさなことじゃない。
望んだことをやればいいのさ。
好きか嫌いでいいんだ。
理由なんて。

理由に
オプションををつけたがるのは
その勇気が足りないからなんだよね。

ものごとは
ずっと単純だった。
難しくしているのは
ぜんぶ自分なんだ。
そう思わないかい?

って、
テレビの会話から
こんなテンションになってる
自分はどうかしているのだと思う。

いつも
酔っぱらった
帰り道の気持ちだよ。
いつも
朝になって
恥ずかしくなるんだ。