休憩。

うららかでも冷えてる。
そんな一日でした。

冬の低い太陽から
ななめに光が射し込む。
いつのまにか
暮れるのが遅くなってきた。

よしよし。

しかしどうだろう。
今なにがしたいって
お目当てもなく
本屋だとか文房具屋だとか
キッチン雑貨のある店とか
だらだらと巡りたい。
結局なにも買わなくてもいい。
暗くなるまで
街のなかをフラフラしたい。
おなかへって
人恋しくなるまで
歩きまくりたい。

ずっとほっといてくれる
犬のいる喫茶店で
アイスカフェオレを
あっという間に飲みほして
することの見つからないまま
ぼんやり過ごしたい。

豊平川のサイクリングロードを
行けるとこまで徒歩でとぼとぼしたい。

20代の最初のころは
ほとんどそんな毎日だったなあ。
自在に動き回ってるつもりだけど
たいした範囲じゃなくて
退屈なような
焦りのような
誰かと話したいような
うじゃうじゃした気持ちも抱えてね。

けどまあ、
あれからだいぶ経ったけど
今やってもぜんぜん楽しいと思う。

疲れたら
タクシーで帰るけどね。

そんなこと想いだしたのは
忙しさからの現実逃避なんだろね。

ちょっとちょっと。
これわかるかな？

「奥が犬です」

一瞬だけど、
空目しちゃったよ。

レバーを回すと
「わぉーんわぉーん」
逆に回すと
「くぅ〜ん」


カンペキに
どうでもいいよね。
わざわざ
写真に撮ったよね。

そんなことより
今日たしか、
エロ夢を見た気がする。
うむ。
がんばって
ハッキリと想いだしてみたい。


ちろりろりん！