2014年6月6日金曜日

まあちょっと座ってさ。


まだね
夏じゃないよ。

やっぱりだね。
そう思ってた。

けっこう暑いのが続いたけど
それはそれ。
のりしろみたいなものだよ。
のりしろ?

たとえ、ヘタ。

続きは
そのイスに腰掛けて
ゆっくり話そうか。

西陽がまぶしいけど
みるみるうちに
空も街も色が変わっていくから
暮れるまでちょっと見届けよう。

真っ赤な夕焼けを見て
ある人は胸が苦しくなったり
ある人は希望にあふれたり
ある人は哀しくなったり
それぞれの1日を振り返り
明日やそれより先のことを想う。
夕焼けという事実はひとつ。
それをどう想うかはいろいろ。


この、グラデーションみたいな
昼と夜の間の少しの時間が好きだよ。

今日と明日の
のりしろみたいなひととき。

のりしろ?

イマイチ違うね。
グラデーションでもうすでに
たとえているのに
つい、こういうことやっちゃう。

どうしても
当てはめたかったんだけどね。
もうこうなったら
思いついたこと言っちゃおう。



のりしろしんご。



ぼくは、平気さ。
ぜんぜん恥ずかしくなんかないよ。



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