2014年5月12日月曜日

特別なことなんもないんだけど。


日曜の夕方
シャボン玉。

いつぶりだろうか。

ぽかぽか気持ちいいから
近所をだらだら散歩して
遊び足りないから
シャボン玉をした。

神経を集中して
とても慎重に
なるべくでかいやつを
ゆっくりと空へ放つ。

小さくてたくさんもきれい。

そのそばで
きゃっきゃっ笑って
シャボン玉を追いかける7歳児。
ひとつひとつ
手でパチンと壊していく。

男の子は
バカである。

こちらも
負けたくないから
なるべく高く飛ばす技が
じょじょに磨かれていく。

かるく1時間は
やっていただろうか。

おっさんも
バカである。

こんなこと
あとどれくらいできるのかなあ。
大きくなって
想い出したりするのかなあ。

晴れた日の休みに
またやろうと思う。
何度でもやったろうと思う。

この世に生まれた
理由などわからなくても
楽しむためだって
思ってくれたら何より。

なんだか、いとしい時間だった。
もっとたくさん集めてもいいよね。



めずらしく
家でビール飲んで
映画なんか観てた夜。
友だちから連絡来て
近所で飲んだ。

急に誘われるのって、
なんかうれしい。

閉店時間も近くなってきて
あと1杯だけ飲もうかが
2回くらい続いたっけ。

帰り道はちっとも寒くなくて
遠回りしたくなるくらい。
うれしい気持ちなのに
やんわり
せつなくなる。




遅咲きの桜が並ぶ通り。
また一緒に歩くことができて
初めて見たときのこと
じんわり想い出しては感慨深くなる。
父の想いをよそに
その7歳児は
きゃっきゃっ走って
そっこー飽きている。

それくらいがいいよなあと
苦笑いしながら
見上げた桜と空の青。

ひと呼吸ついたら
もちろん
追っかけ回してやった。
大人げないくらい。

おかげで最近
リアルなゾンビ歩きが
うまくなっている。

僕の週末は
そんな感じ。



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