2014年2月17日月曜日

わからないままに。


雪山に
てぶくろ、かたっぽ。

もうかたっぽは
今ごろ何をしているのか。

ふたつで
ひとつなのに
離ればなれです。

毛糸なところが
せつなさアップです。

そして、
拾うこともせず
写真に撮ったのです。

かるく
自己嫌悪です。

探している人が
いるんだろうな。

どうか
てぶくろよ。
プレゼントだったり
しませんように。頼む。

幾多の吹雪を乗り越え
てぶくろの持ち主に、
あたたかい春が来ますように。

君は知ってるかもだけど、
ぼくは、真冬でも
てぶくろをしない。
手があたたかいからね。

手のあたたかい人は
心が冷たいと聞く。
それは
手の冷たい人の
やっかみなのではないかと。
そう思っている。

かといって
ぼくの心が
あたたかいかは疑わしい。

そして
もしかして
てぶくろをするようになり
万が一でも
落とすことがあれば
メソメソと暮らすだろう。
それはもう
しょうもないくらい。

iPhoneの故障よりも
はかりしれないダメージを
容易に想像できるのです。

かといって
落としてもいい
てぶくろを買う気はない。

だから
てぶくろをしない。
のかもしれない。

寒がらないのは
男らしいと思っている節もある。
のかもしれない。

本当のところは
わからないままにしておく。

結論は苦手だよ。

そう思うと
人生、勘違いばっかり。
かもしれないなあ。

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